第4回合同練習

2004年8月8日(日)18:00-22:00 杉並区西荻窪勤労福祉会館(第2和室、体育室)

内容
またりさま
恒例の2bitまたりはやらずに、集まった人数全員で開始。ウォーミングアップなしに、突然はじめると、とっさに集中することができずに、すぐに途切れてしまう。時間がたつにつれ続くようになっても、途中から参加する人が加わると、また途切れてしまう。二人またりをしないでも、全員が精神統一してから開始できる手順を考案することになった。
純粋詩
9行9列の純粋詩を9人で歩く練習。これまでは、歩幅やフォームをそろえて歩くのを目指し練習してきたが、個人個人自由にさりげなく歩くなど、様々な解釈を試みる。一人一行を担当し、一人ずつ順番に歩っていく練習。9人が横一列に並び、一人一文字を順番に歩く練習。カノンのように、一行ずつずれながら一人9行分を全て歩く練習(一人が一行目を終えたら、折り返して二行目を開始、同時に二人目は一行目を開始。これを9行9人分)。9人が縦一列にならび、一人一行を左右に2往復カニ歩きをし、最後に真ん中に戻る練習。結果的に、フォームは厳格にそろえない方向になりそうだ。揃えようとすると、おしつけがましいパフォーマンスに陥ってしまいそうである。既に、「純粋詩」によって歩く歩数は支配されているので、揃える項目はそれで十分のように見える。また、マシンにとって、匿名の身体性を獲得することが一つの目標でもあるが、これに反して、マシン一人一人の多様なバックボーンや、背丈・ヴィジュアルから、マシンの「味」のようなものが見えてくるもの興味深い現象である。果して「純粋詩」やマシンにとって、「味」はあり得るのか。ただ、9人バラバラに歩く状況が煩雑と見える印象は「純粋詩」としては避けなければならず、それを解決するのが今後の課題である。


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