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メルマガ2006年11月号

◎◎◎方法マシンからのおたより 2006年11月10日号◎◎◎

◎目次◎

○方法マシン代表交代の報告○ by鶴見幸代
○新代表からの挨拶○  by安野太郎
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○方法マシン代表交代の報告○ 

2004年6月の方法マシン創立から2年5ヶ月間代表を務めて参りましたが、
2006年11月より交代しましたので報告致します。新代表は、これまでメ
ンバーの一員であった安野太郎です。先月開かれた次期方法マシン代表選出委
員会で指名し、拍手喝采をもって迎えられました。交代の目的は、マシンのサ
ビつきを予防し、新しい油を注いで、効率と性能の向上、及び活動の持続を図
ることです。私はメンバーの一員となって、ますますパフォーマンスに磨きを
かけていく所存です。代表期間中には、2004年10月「演算するからだ展」
(神奈川県民ホール)、2004年11月「銀座計画」(数寄屋橋交差点)、
2004年12月「第1回定期公演」(スカイ・ザ・バスハウス)、2005
年2〜6月「公開講座(全4回)」(各区民センター)、2005年7月「ま
たりさま全公案連続演奏会」(門仲天井ホール)、2006年8月「方法マシ
ン vs teamSZK」(アップリンクファクトリー)の開催・参加をし
てきました。今後も、主催公演やイベントへの参加等計画しておりますので、
新体制にどうぞご期待下さい。
                           (文:鶴見幸代)
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○新代表からの挨拶○

2006年10月に前代表の鶴見幸代から新代表の大任を受けた安野太郎です。
方法マシン発足から二年半。マシンもそろそろアップデートする時期にあると
思います。方法マシンをアップデートするにあたって、今一度方法マシン設立
の理念(我々は「方法マシン趣意書」と呼んでいます)について考えてみまし
た。このしょーもない東京で活動をしていると、ついついその設立の理念を忘
れてしまいがちです。しかし、今でもこの理念を書き表した言葉の中で私にと
って今でも深く印象に残る言葉があります。

「文化的洗練の絶対ゼロ地点からの始まりも辞さない」
(方法マシン趣意書より)

「文化的洗練の絶対ゼロ地点」と一口に言っても様々なイメージが浮かび上が
ります。数々の因習から解き放たれたフリーダムというイメージ。これまで世
界中で行われて来た、今なお続く一連の様々な侵略戦争、そしてそれに抵抗す
る紛争。それらの裏にある思想的背景の一部を思い浮かべる人もいましょう。
グラウンド・ゼロという言葉にも現れているようなあの事件を思い浮かべる人
もいます。毛沢東について考える人もいるみたいです。「文化的洗練の絶対ゼ
ロ地点」それにはどういうわけか人間を激しく駆り立てる甘美な魅力があるよ
うに感じています。この場で方法マシンとして文化的洗練の絶対ゼロ地点とは
何かについての結論を提示することはできません。しかし、これからの方法マ
シンの活動としては、芸術的バックグラウンドが異なる様々なメンバー(それ
は異民族間の文化的差異に比べればちっぽけではあります)によって、今一度
文化的洗練の絶対ゼロ地点について考え、私たちのできる芸術活動を模索して
いきたいと思っています。ついに考えることを始めるマシンがこれから一体ど
のような活動を実行するのか。方法マシンの新しいフェイズが始まります。
                           (文:安野太郎)
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◎方法マシンからのおたより 2006年11月10日号◎

発行:2006年11月10日
発行者:方法マシン http://method-machine.com/

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