音楽映画@横浜・寿町
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方法マシンからのおたより 08年2月号より
◎12月23日「音楽映画@横浜・寿町」 横浜は寿町にて 「音楽映画第二番三宅島」「クアッド」上演、 「即興音楽映画」開催。 「音楽映画第二番三宅島」は、場面ごとに誰が何を描写するかが 決まっている役割分担制であったが、今回は本来の音楽映画の演 奏解釈に基づき、目に映ったものを満遍なく言葉にする事を意識 して行われた。 また、対象を形容詞などを用いて描写することで、初演時と比べ 表現の幅が広がった。 「即興音楽映画」は、音楽映画する体を駆使しての命がけのパ フォーマンス。 寿町のカリスマホームレスの方が 同行し、随時誘導されながら 行われた。 お客様もマシンと一緒に歩き、観覧。 横浜ホステル・ビレッジをスタートし、寿区間をほぼ一周。 途中公園に立ち寄り、方法マシンの解釈による「クアッド」を上 演。 その後再び歩き出し、横浜ボートピア内やビルの屋上、 危険地帯の飲み屋街などの各スポットを回り、 寿町の風景を次々に言葉にしていった。 時には匂いも言葉にすると云う、現実空間描写ならではの表現も みられた。 ビレッジに戻った後は近所の丸金マートで食料を買い込み、 お客様としていらしていた大井浩明氏を交え年忘れ。 (文責:小野)
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